犬や猫などのペットを飼っていると避けて通れないのが愛犬の死に向き合わなければならないことです。うちの場合は、トイプードルのキャンディ(享年13才)でした。
それぞれ価値観や考え方は違うため、あくまで我が家の場合で書いています。
うちの家族にとっては、本当に迎えて良かったと思います。
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愛犬の死、ペットロスで立ち直れない
突然お別れがやってきました。白内障などはあったものの、元気で優しく人懐っこい性格のキャンディに異変があったのは2日前ほど。突然ご飯を食べなくなり歩けなくなってしまいました。すぐに動物病院に連れて行きレントゲンをとると少し大きめの腫瘍が見つかりましたが、体力的なものを考えて手術はしないほうがいいのではないかというお話でした。
注射器を使った食事にするとなんとか餌を食べてくれて安堵したのを覚えています。連れて帰り水と餌を交互に注射器で与えながら、様子を見て過ごしました。この時伸びすぎていた顔まわりの毛をカットしてあげました。
動けないので抱っこして庭で日光浴したりして過ごし夜を迎え、早朝娘の涙交じりの声で起きました。まだ温かかったですが、もう動かなくなっていました。
早朝にも関わらず、慌てて病院に電話すると親身な先生が早めに出勤してくれて、亡くなっていますね。と告げられました。
その後火葬場で家族みんなで送り出しました。それからは納骨堂に預けずに自宅に連れ帰った遺骨の前で水をあげながら祈る日々が続いていました。
その大きな喪失感からとても受け入れがたく、泣いて毎日を過ごす日々となってしまいました。日常的に突然涙がとまらなくなったり、他になにかもっとできたことがあったのではないかという後悔に苛まれて、ペットロスの辛さを身にしみて感じていました。
そんな中、何気なくみていた愛犬の血統書から、もしかしたら同じ血筋の子が見つかるかもしれないという思いがこみ上げてきました。また飼うなら、ぜったいにあの子に関連がある同じ血をひいた子がいい!と探してみようと思ったのです。
決心した愛犬の血統さがし
愛犬と同じ血筋を…とは思ったものの、購入したブリーダーさんは自分の犬舎で繁殖したわけではなく、預かり(仕入れ?)でいた子を私に販売していただけだったことが判明(つまり、キャンディのブリーダーは別の人)。さらに購入したブリーダーさんの犬舎も場所が特定できずにお会いすることは叶いませんでした。なので血統書をよくよく調べてみることにしました。
最初に血統書に記載されているブリーダーさんを探す
こちらは本名のサインが血統書にあったので、ネットでひたすら調べて熊本県の業者登録名簿PDFから住所と名前が載っているものが見つかりました。そこにあった固定電話番号に電話すると、サインしたブリーダーさんと通じることができました。
当時、キャンディの父親犬が看板犬として活躍しているペットショップも運営していたらしく、とても優秀な父親犬だったと話してくれました。キャンディが産まれた時は3匹兄弟だったそうです。
愛犬の異母姉妹は熊本の犬舎で産まれていた
なぜ異母姉妹を見つけれたかというと【PEDI(ペディ)】というサイトを活用したからです。血統書を入力すると、自動で近い血縁のワンちゃん達と、同じ犬舎で育ったワンちゃん達が表示されます。
そこでキャンディの異母姉妹とその子どもを発見することができました。
このサイトのおかげでキャンディの異母姉妹の飼い主さんとメールのやり取りをすることができました。この方がなんとキャンディの父親犬のいるペットショップでトリマーをされていて、ここで異母姉妹のこの子を買ったそうです。残念ながらもうお店もなくお仕事も辞めておられたので、血筋につながることはできませんでしたが、キャンディの所縁のわんちゃんと飼い主さんに繋がることができ、本当に嬉しかったです。
父親犬のブリーダーさんが佐賀にいた!
そして佐賀で生まれたキャンディの父親犬探しです。
血統書をよくよくみると、犬舎が記載されています。(◯◯◯◯◯◯◯.JPなどが多いようです)
そこからネット検索し、こちらもサイト等はないため佐賀県の業者登録PDFから、住所・電話番号・名前等が発見できました。(ちなみにこのPDFから探す作業もなかなか膨大で時間父親犬のブリーダーさんとなんとか連絡を取ってみることに。
しかし記載されている番号に何度かけてもでません。車で数時間の距離でしかもGWで動けたため、現地におもむこうとした時、携帯から折り返しがありました。このかたも業者に卸すことが多く、一般には知り合いにしか販売していないとのことでしたが、事情を話すと次生まれた子を譲ってくださることになりました。
このブリーダーさんは、キャンディの父親犬の親を飼っていたそうで、大変かわいがっておりそれがきっかけでブリーダーになられたとのことでした。とても賢く可愛い犬でその子だけは何をするにも一緒だったと教えてくれました。
なんとか連絡がとれ、子犬を譲ってもらった
待つこと約3ヶ月、連絡を受けオスのトイプードルホワイトをお迎えに行ってきました。
本当に可愛くてやんちゃで、家族みんなが笑顔になりました。
同じ血統にこだわって探して探して…ここまで長かったですが納得のいく子をお迎えできて、満足です。これから前の子にまだまだしてあげたかったことをたくさんしてあげたいと思います。
関連ある血統の子犬をむかえて
かなり和らいだペットロスとしつけ
完全ではないですが、寂しさや悲しさをかなり埋めてもらっています。
突然涙することもなくなり迎えて良かったです。遠い親戚のようなものと考えているので、してあげたかった事など愛情をその分注ぐことで心が落ち着きました。
今回はオスでマーキング問題など、しつけは1からで大変なこともあります。
性格的にもオスということで「元気・やんちゃ・人懐っこい(誘拐レベル)」
前の子の時にしたかった庭のドッグラン化計画
なかなか毎日散歩にいける環境でもなかったので、家の庭をドッグランにしたいとずっと考えていました。これを子犬を迎えた次の年の大型GWに達成しました。(この記事はまたアップします)車で40分ぐらいのところにあるドッグランもたまに行きますが、毎日庭を自由に走りまわる姿を見るとやって良かったと思います。
すぐに加入したペット保険
前の子は加入していませんでした。結局どちらがいいのかというところはその子や環境によるので最後まで分かりませんが、今回は【楽天ペット保険】に加入することにしました。Amazonさんで購入が多いですが、間に合わない時は近所で買えるのもポイントです。
フードはシュプレモとサイエンス・ダイエット子犬用に決定
フード悩みました。やはり体にいいものを与えたい!だけど、高いものはどこまでも高い…。その辺のバランスがうまくとれたフードを探しました。我が家的にはこれがベストかなと思っています。(2019年7月で1歳になりましたので、子犬用は卒業しました!)
ニュートロジャパン シュプレモ 子犬用
色々悩んで比較サイトなどもみましたが、金額的には上を見てもキリがなく、これに決めました。グレインフリーではないですが、アレルギーになりにくい穀物を使用しているようです。
サイエンス・ダイエット 子いぬ用
こちらもたまに与えています。食いつきはニュートロと変わらないかなと思います。小粒で食べやすいみたいです。同じ犬種のわんちゃんでも好みはそれぞれの様ですのですこしずつベストをさがしていきたいと考えています。