我が家で第3子となる男の子が2019年9月誕生しました。
上の子と7つ離れているため、すっかり赤ちゃんのお世話もどうだったかなぁ〜と遠のいてしまった私と子供の育児記録です。
もうベビー用品や子供服もほとんどないので、上の子の時を必死に思い出したり情報を集めたりしながらほとんど新米ママ状態で過ごしています。一つ違うのは、よく言えば「おおらかに見守る」・悪く言えば「すこしだけ雑」ってところでしょうか。
INDEX
0歳0ヶ月児の成長
赤ちゃんにとってはお腹のなかから、外へやってきて環境に対応する時期。
生後4週間までが「新生児」となります。(その後は「乳児」)。
柔らかくてふにゃふにゃで触るのもどきどきしますが、生命力に溢れています。
本能で原始反射がおこり、今の時期だけの赤ちゃんならではの可愛さですね。
- モロー反射 物音などにビクッとなり体をふるわせ手がパーになる
- 吸啜反射 乳首がふれると吸い付こうとする
- 把握反射 てのひらを握り返す
大人にも個人差があるように、赤ちゃんにもそれぞれ個性・個人差もあるんですね。
ですので、少々の大きい・小さいなんて何も気にすることないと、3人産んで思います。
ちなみに我が子の場合は、頭囲が「特大」と言われていました!笑
身長・体重
生後〜退院時くらいまでは、一時的に5〜7%減少します(生理的体重減少)。
一週間でもとの出生時体重に戻り、そのあとはじょじょに25〜30gずつくらい増えていく。
男の子:身長44.0~52.6cm 体重2.1~3.8kg
女の子:身長44.0~52.0cm 体重2.1~3.7kg
(厚生労働省/平成22年乳幼児身体発育調査報告書より)
0歳0ヶ月児の生活リズム
とにかく頻繁に寝て起きてを繰り返す新生児。約2〜3時間おきにおっぱい飲んで寝てを繰り返します。0ヶ月の赤ちゃんは一日16時間〜20時間眠るそうです。昼夜の区別なく、飲むか・寝るか。
夜中も関係ないので、おむつで泣いて・おっぱいで泣く→寝るをリピートエンドレスです。うちは2時間ももたず…ってかんじでした。
泣き泣きの原因
- おなかすいた
- おしっこうんちした
- はながつまった
- ゲップがでずにくるしい
- あついさむい
- かゆい
- りゆうなし
泣き泣きにできること
- 母乳・ミルクを与える
- おむつを替える
- ゲップをだしてあげる
- 空調をチェックする
- 鼻のつまりを確認
- 部屋の明るさを調整する
とにかく赤ちゃんと同じサイクルで寝ようときめて過ごしていました。ただ、他の兄弟児のお世話もあるのでそういうわけには行かなかったりしますよね。頼れるものは頼ってみましょう。
そして意外と妊娠後期に眠れなかったように、産後も覚醒してられたんですよね。逆にこれ書いてる生後2ヶ月目が眠くてたまらないです。
この時はAmazon便もフル活用(置き配がはじまり助かった)、冷凍食品・日用品すべて買いだめで乗り切りました。
0歳0ヶ月児の育児
抱っこしまくった新生児0ヶ月でした!
7年前の出産時とは色々事情も変わったり、考え方や便利アイテムもありました。
母乳とミルク
母乳
まず生まれてすぐのカンガルーケアが、あまりに疲労していたのでできませんでした。
生後1時間位たってからやっと駆けつけた夫に促され、初乳を与えることができました。
いきなり母乳もばんばんでるわけでもなく、需要と供給が合っていない中、授乳したらない分はミルク…といった感じで入院期間を過ごしました。足らないよりはいいかとミルクを積極的に足しながら、痛みに耐えつつ授乳を試みます。
二日目の夜に胸が張り石のようになってしまったので、夜中ひとりでもくもくとマッサージ。でもこれよくないそうで、「まず出口を通そうね」と助産師さんにかなりソフトなマッサージを受け解決しました。
今までのマッサージは痛くて当たり前という概念が覆されました。痛くなくても解決するんですね。痛いのは先端だけです。メデラのピュアレーン100が解決してくれました。
完全に痛みがなくなるわけではないですが、随分と緩和されます。拭き取らず授乳もでき(生後しばらくは拭きはしましたが)安心です。小さいサイズ買って良かったので2本目買いました。
ミルク
足りてないのか泣くことがあったまま退院したので、退院前にAmazonで
哺乳瓶と固形のミルクを買っておきました。
母乳頑張るという意味で、1番小さいピジョンのおしゃれ哺乳瓶80mlのものと、預けることもあるかもしれないので固形ミルクを箱買いしました。
新生児期のおむつ
紙おむつ一択でした。出産前にパンパースの新生児サイズを1パックだけ買っておいたんですが、産院でもらった1.5パック分とたしても全然足らず、買い足しました。
新生児サイズ自体いつまで使うかわからないから仕方ないですが、3パックまとめて売ってるのとかを買っていいと思います。うちは新生児期+1週間位、新生児サイズを使用し、個人差はあると思いますが、1ヶ月を過ぎたあたりからSサイズに替えました。(ちょっと漏れることもでてきたあたりです)
家庭でも与える「K2シロップ」
産後に、産院で飲ませてくれる「K2シロップ」。赤ちゃんはビタミンKが不足しやすく、母乳にも十分な量が含まれていないため、「ビタミンK欠乏症(新生児300人に1人の割合の推計)」予防のために、投与してくれます。簡単に言うと脳内出血を予防できるものです。
それが今は自宅で、生後3ヶ月まで毎週飲ませます。(計13回)
前回の出産から7年…その時は病院だけでの投与だったんですが、変わっていきますね。
生後一ヶ月になるまで沐浴
新生児からの保湿がいいということで、生後2週間目くらいから沐浴上がりに、WELEDA(ヴェレダ) カレンドラ ベビーミルクローションをマッサージしながら塗ってあげました。産院でも言われましたが、いまはベビーパウダーは使わないんだそうです。
前回の出産から7年、事情も色々と変わるんですね。
マッサージでコミュニケーションしながら、私も一緒に塗り塗りしていました。
早い時期からスキンケアをはじめることで
アトピー性皮膚炎の発症リスクが低くなることがわかりました「なるべく余計なものはぬりたくない」「赤ちゃんは自然のままのほうがいい」など、赤ちゃんのスキンケアに関してさまざまな考えがあり、長い間議論されてきました。
そんな中、「新生児期から全身の保湿ケアをすることでアトピー性皮膚炎の発症リスクが低下した」という研究成果*が発表されました。
このことから、乾燥が気になる部分だけでなく全身に保湿をすることが大切であることがわかります。
是非、早い時期から保湿のスキンケアをしてあげましょう。
* Horimukai K et al., J Allergy Clin Immunol, 2014; 134(4): 824-830.
研究成果の概要
アトピー性皮膚炎の家族がいる新生児(118名)を対象とし、2つのグループに分けて生後7日目から8ヶ月後まで観察しました。
・「毎日全身に保湿するグループ」:洗浄料+乾燥している部分に保湿(ワセリン)+毎日全身に保湿(乳液)・「乾燥した部分に保湿するグループ」:洗浄料+乾燥している部分に保湿(ワセリン)その結果、「毎日全身に保湿する」ことでアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下しました。(資生堂グループ企業情報サイトより)
0歳0ヶ月児の知育
絵本読み聞かせ
- じゃあじゃあびりびり
- コップちゃん
- あかちゃん(ベネッセ)
- うたってあそぼう(ベネッセ)
慣らし的に読んだだけです。(目もあまり見えていないので…)
聴き流し
- リラクセーション音楽集(家庭保育園・胎教)
- あかちゃんとうたおう(家庭保育園・胎教)
- うたってあそぼう(家庭保育園・胎教)
- 頭のいい子が育つ クラシックの名曲45選
- とびだす英語シリーズ3(しちだ教育研究所)
- Worldwide Kids Music(ベネッセ)
今日はただ部屋の中でかけ流ししていただけです。
たまに私も歌って聞かせることも。
0歳0ヶ月時期のママのこと
出産を経てママのからだはへとへとです。
俗に交通事故の全治2ヶ月とも言われています。
産後ママの身体の状態
交通事故にあったことはないのでわかりませんが、のちのち影響がでるほど心身ともにダメージが有るのがわかりました。
悪露は一ヶ月間続いていましたし、シャワーだけです。
退院二日目の夜、9月の暑い夜だったにも関わらず突然の悪寒があり、冬用の羽織と羽毛布団をかぶって寝た日がありました。
起きたらなおっていたのですが、無理は禁物と言うことだと思い、翌日からはさらに安静を心がけました。
この時期はとにかく、暇さえあったら横になりひたすら休むことが大切です。
そして重いものはもたないこと。(「子宮脱」というこわい状態になることもあります)
うちは里帰りなしの上の子2人でしたが、出産前にたんたんとどれだけのダメージが有るか教えていたおかげか、夫が神旦那化し、乗り切れました。(二人目の時は産後から通常営業で辛かった)
産後ママのメンタル
産後ハイの状態が続いているのがはっきりわかっていました。
しかし身体は極限に疲れているので、気をつけて過ごしていました。
メンタル面で、産後ツイッターでつながってるフォロワーさんの存在に救われたと思います。孤独感や不安な思いがやわらいで、子供3人の産後で1番安定して過ごすことができました。
「産後にツイッターなんて…」と思われるかもしれません。
しかし1番優先すべきは母のメンタルだと思い、自分に甘く優しくを意識しました。
産後から疲れている時は、ナースセンターでミルクをお願いして寝ました。自分が余裕のあるときだけ同室にして、ゆっくり余裕をもって過ごしたのも良かったと思います。
睡眠不足は大敵なので細切れでも寝ることが大切です。
産後ママの体重とか骨盤メンテナンス
産後すぐしめすぎるのはよくないらしいですが、トコちゃんベルトシリーズの産後すぐベルトを3日ほど巻いて、その後はトコちゃんベルト2を締め過ぎずに巻いていました。
足を伸ばしたり、産褥体操をまじめにやりました。
体重は、産後一ヶ月で−6キロくらい減少。妊娠で+13キロだったのでまだまだ戻りません。加えてまだいるかのようにお腹もぽっこり。まじめに産後ストレッチを続けます。
食事は気にせずもりもり食べていました。食べないと母乳だって出ないです。
1番目の子は、食事あまり食べれなかったせいで、早々にでなくなりました。
今後はマタニティメンテナンスしている地元の整骨院さんに骨盤調整してもらう予定です。うまくいけば、妊娠前より痩せるかも…?と目論んでいます。産後は骨盤もゆるくなっているため骨盤を整えるいい機会でもあるようです。
0歳0ヶ月児の育児まとめ
0ヶ月の新生児といわれるこの時期は、本当に特別で夢のなかにいるような不思議な時間。
あっという間に過ぎてしまう時間を大切に過ごしていきたいです。
3人目の出産で感じたことは、自分なりの子育てをすればいいということ。
言われたことや本に書いてあることもいいですが、最終的には自分自身がどう感じたか。
育児をしながら、ママが楽しいとか心地いいと思う方法ですすめばいいんだと思います。
違和感があるなら、無理せずに自分の方法でいいんですよね、きっと。
- とにかくママが寝る・休む
- 母乳にこだわらない
- 甘える・たよる
- K2シロップ忘れずに!!